2014年08月
2014年08月01日
重量鉄骨造3階建て K邸
引き続きK邸の基礎工事をご紹介します。
ベースパックのセットが終わり、鉄筋工事、型枠工事と進んでいます。
また、自社工場では、鉄骨本体の加工も進んでいます。
今回は、その様子をご紹介します。
ベースパックをセット後、地中梁、柱脚部分の鉄筋を組みます。
柱脚部分は、主筋D25-12本 フープ筋がD13@100 これだけの鉄筋をベース部分最大2200mm
柱ポスト640mm角のコンクリートで埋め込みます。
木造の基礎とは大きさが全く違うのがわかりますよね。
地中梁の鉄筋の組みあがった様子です。
配筋工事が終わると、型枠を組み立てます。
今回の建物の地中梁の大きさは、梁成700mm 幅400mmの大きさです。
これだけ大きな基礎で建物を支えれば安心ですね。
また、工場では鉄骨の加工も進んでいます。
まず、柱と大梁の接合部分、タイコの部分を組み立てた様子です。
右側の写真は、タイコ部分の溶接前、開先部分を大きく撮影してみました。
この部分を完全溶け込み溶接という方法で接合します。
溶接部分の強度は、母材の強度以上になります。
溶接後、タイコ部分に大梁の端部(ブラケット)を取り付けます。
これをコアといい、柱と大梁の接合部分になり、構造上重要な部分です。
コアを柱材と組み立てて柱になりますが、その前に、柱の材料の写真です。
こちらも開先を加工してあり、完全溶け込み溶接で接合します。
柱のサイズは、太さ250mm 厚さ12mmです。 軽量鉄骨造と材料の大きさが全く違うのがわかります。
コア部分と柱シャフト部分を組み立てた状態です。
柱を溶接している様子です。
柱の大きさがよくわかります。
重量鉄骨造の構造体がどれだけ大きな部材で作られているか、わかっていただけましたか?
軽量鉄骨造と部材も接合方法も全く違います。
木造ではなくさらなる安心を求めて、鉄骨造をお考えならば、重量鉄骨造をお勧めします。
コーア建設ならば、住宅メーカーの軽量鉄骨造の費用以下で重量鉄骨造を建てることができます。
地震や津波が心配で、施工費を掛けても木造より強い建物に住みたい方、ぜひ一度ご相談ください。
また、ご希望があれば、構造見学会も開催したいと思っています。
興味のある方は、メールにてご相談ください。
コーア建設(株) 担当 杉山
mail koa-kensetu@ny.thn.ne.jp